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サクサイワマン

サクサイワマン

サクサイワマンは、インカ王パチャクテの時代の1 4 6 0 年頃に建設されたインカ時代の重要な建造物のひとつと言える。長年に渡り、サクサイワマンの砦と呼ばれていたが、考古学や歴史学文献から、現在では政治・軍事・宗教儀式の石造建造物群であったと考えらえ、度々クスコを侵略したアヤクチョの戦闘的なチャンカ族との戦いにおける勝利を祝うために建設されたと見られる。

ケチュア語学者や歴史学者も、サクサイワマンという言葉の意味を未だ解明できないでいるが、“鷹よ、腹いっぱい食べろ’’ ということを意味しているという意見が有力である。また、他に“斑模様の鷹’’という意見もある。インカ時代、鷹は神格化されていた。

この建造物はジグザグを描く3 層の要塞で、一番下の層は、巨石を用いている。泥のしっくいを使っていないにもかかわらず、ぴったりとかみ合うている。さらに驚くのは、これはど大きな石を丘の上までどのようにして運んだかということだ。建造物の頂上には、3つの塔または、建物があり、このうちひとつは円形、他のふたつは矩形であった。スペイン人の年代記録者によれば、これらは金銀の薄板や美しい鳥の羽のマントで覆われた大変立派な建物であったという。

サクサイワマンは、征服者と抵抗していたインカ王マンコ・カバクとの戦いによって、また後の植民地時代に崩壊した。その後は長年に渡り、大聖堂や他の教会、スペイン建造物の建設のための採石場として使用されていた0要塞の前にある平坦な土地は、国王の槍兵広場と呼ばれ、儀式用広場として用いられた。広場正面には、インカ王が宗教・軍事儀式を指揮する時に用いたとされる、段状の座席のある小さな丘(スチュナ) が建設されている。

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