FX取引が短期投資でのFX取引のメリットは多い
レバレッジをかけて運用できるFX取引は、保証金(証拠金)を元本と見立てれば、それに対して10倍、20倍というレバレッジをかけた取引が可能となる。つまり、為替レートのごくわずかな値動きでも、大きなリターンを得ることが可能となるのだ。
また短期売買をするには、為替手数料などのコストが割安というのもうってつけと言える。外貨預金では、為替手数料が1ドルにつき往復で2円かかるが、FX取引ならその10分の1でできる。手数料率の最も高いFX取引会社でも、為替手数料は往復で20銭程度しか取らない。往復6銭というところも、FX取引会社の中にはある。
為替手数料をはじめとするコストが割安であることが、短期売買で小さな値幅を細かく取っていく運用をする場合には、やはり最低条件になってくる。
さらに、流動性が高く、取引を外貨の売りからでも始められるという利点もある。
外貨預金のような満期が、FX取引には存在しない。その時のマーケットで、いつでも自由に売買ができるのだ。あらゆる外貨建て金融商品のなかでも、換金性の高さではトップクラスだろう。
さらに、円高が進むと外貨預金や外貨建てMMFの場合は為替差損が発生してしまうが、FX取引は外貨を売るところから取引を開始できるため、将来円高になりそうな時には外貨を売ることから取引を開始し、円高局面でも為替差益を狙うことができるのだ。
長期投資はスワップ金利が効いてくる
またその一方で、多くの人がFX取引の長期投資で大きな利益を積み上げている。
為替相場変動によって生じる利益だけでなく、FX取引はスワップ金利(スワップ・ポイント)の受け取りによる利益を生むことも可能だからだ。
スワップ金利とは、金利の差が各国の通貨間にあることから、金利が高い国の通貨を買うことで生じてくる金利のことである。
そのため、米ドルの買いポジションをFX取引でつくると、スワップ金利としてその金利差が入ってくることになる。要するに「金利をとる金融商品」としてもFX 取引を使うことができるというわけである。
おまけに証拠金額(保証金額)ではなく、取引している金額の大きさに比例して、このスワップ金利はついてくる。そのため10万ドルのドル・円取引であれば900円~1000円(2005年8月末水準) のスワップ金利がつくことになる。
しかし、金利差で低い金利水準の国の通貨を購入すると「スワップ金利を支払う」ことになる点に注意が必要である。そのため、為替相場の変動によって利益を上げたとしても、そこからスワップ金利が差し引かれるということになる。
各通貨の金利変動によって毎日スワップ金利は変動する。また売りの場合のスワップ金利、買いの場合のスワップ金利を、取引会社によって表示しているので、取引の都度確認しておこう。
投資金額(保証金・証拠金)の額ではなく、その保証金(証拠金)で購入した買いポジションの額の大きさに比例してスワップ金利は膨らむので、高金利通貨の買いで大きな威力を発揮する。だから豪ドル、NZドルの人気も長期投資では高い。
日々蓄積していくため、金融商品として魅力的な金利水準になる。上手にやれば、FX取引の長期投資として積み重ねが大きくなるのである。
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