売買取引・普通取引・当日決済取引・インターネット取引・発行日取引

売買取引の種類

 証券取引所の業務規定で定められた取引には、投資家が一定の証拠金を出し、買い付け代金と売りつけ株券を証券会社から借りて売買する信用取引と、証券会社と投資家のあいだで株券と現金の受け渡しが行われる実物取引があり、実物取引は普通取引で、他には売買の差額で決済する株価指数先物取引がある。

普通取引

 普通取引とは、4日目取引といわれるように、商いが成立した約定日から4日目に、現金と株券の受け渡しが行われている現行の制度の事である。しかし、平成14年中には、世界の証券取引のスピードアップ化に対応して、証券の決済期間を翌日決算に切り替える方針である。

当日決済取引

 買ったり売ったりした株券の代金がすぐに必要なときや、間違って売買契約した取引を解消する反対売買のために利用される取引の事を、当日決済取引という。

インターネット取引

 パソコンを端末とする取引をインターネット取引といい、アメリカに続いて日本でも個人・法人を問わず利用度は高まりつつある。なお、パソコンを持たない人は電話取引も出来る。平成8年から始めた大和証券が日本初の取引で、現在では全取引の7割を越えた証券会社もある。この取引は証券会社にとって、店舗を必要としないため低コストであるので、その分を各社は自由化された手数料を従来の基準から値引きしている。なかには、大口取引は90%値引きもあるほどであるが、株式の受け渡しが順調に進むか懸念する向きもある。

発行日取引

 発行日取引とは、未発行の増資新株の権利を売買する取引のことで、取引所が発行会社の申告で承認し、取引期間、決済日も決める。増資発表後、払い込みを終え、株券を入手するまでの経済変動に投資家が対応出来る制度の事である。

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