指し値・成り行き注文・計らい注文・売買一任勘定・名義貸し

指し値・成り行き注文

 売買するとき、店頭でその日の値動きを見て、300円とか500円と値を指定して注文する事を指し値注文といい、その週の週末まで有効とする場合が多いが、あらかじめ決めておいてもよい。指し値注文をするのは、株価が時々刻々と変動するのから、できれば買う日の最安値、売る日の最高値で取引したいからである。これに対して、「いくらでもよい」と値を指定せずに注文することを、成り行き注文という。特に指し値をしないときは成り行きと見なされる。

計らい注文

 株価がよく動いていると、指し値では、売買が成立ちにくいので、事前に指し値に少し幅を持たせて売買をしてもよい、と証券会社の社員に伝える注文の仕方を計らい注文というが、後でもトラブルに要注意すべきだ。

委託手数料(株式)

 委託手数料とは、株を売買するとき投資家が証券会社に支払う手数料のことであり、売買の約定代金の額に応じて定められている。業者間でネット取引を中心に引き下げ競争が起こったのは、平成11年10月から完全自由化されてからである。

売買一任勘定

 売買一任勘定とは任かせ玉ともいい、セールスマンに資金を預けて株式投資を依頼することをいい、逆に勧誘する場合もあるが、必ず儲かるとは限らず損も出るし、手数料をかせぐため売買回数を増やされる恐れもある。旧大蔵省は証券界に自粛を要請していたが、トラブルが多いため、その後禁止した。

名義貸し

 証券会社自身の名義貸しによる営業を、証取法では禁じている。かつて大口投資家が資産を隠すために、証券会社の名義を借りて売買したことがあり、証券会社が所得税法違反に問われたこともあった。また、トラブルの元であるが、投資家が親しくなった証券会社のセールスマンに名義を貸すケースもあるようだ。

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