証券総合口座・ラップ口座・証券仲介業制度

証券総合口座

 証券総合口座とは、MRF(マネーリザーブファンド)を中心にし、株式の売買代金の受け渡し、自動スイープなどのサービスをする証券会社の口座の事で、平成9年10月から導入された。その目的は、銀行総合口座と同様の機能をもたせ、個人の財布代わりとするためである。ただ、証券会社の場合、現金自動支払機の増設が問題である。

ラップ(wrap)口座

 証券会社が投資家の資金運用方針などの相談にあずかり、投資顧問会社などの投資専門家に任せて運用をするしくみの口座の事をラップ口座といい、アメリカでは盛んで、近く日本でも許可の予定である。資産の運用配分などに関する助言や顧客への定期的な報告などのサービスを包み込むため、ラップといわれている。

証券仲介業制度

 平成15年7月に証券取引法の改正により、顧客に株式や投資信託などの金融商品を販売できる新制度として証券仲介業制度が認められた。それは、証券業界が地方の営業網が他の金融業種に比べて弱いからである。平成16年から実施の見込みで、その主な内容は、(1)証券会社は雇用契約のない個人や法人にも証券販売の仲介を委託できる、(2)代理店は仲介のみで、口座開設、証券の売買などは証券会社と顧客のあいだで行う、(3)代理店は複数の証券会社と契約可能である、などである。

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