個人投資家の狙い目

銘柄選びには、「その会社が何をしているか知っている」ということが大切。事業内容がわからなければ、業績や経営に対する判断ができないし、どういうときに株価が上がり、どういうときに下がるのかもわからない。

そうすると、多くの人は食品やファッション、家電製品など消費財を扱っている会社やテレビのCMなどで見かける有名な会社や国際的に優良とされる会社を選ぶ。最初に買う銘柄はそれでもいいが、そういう銘柄ばかり買っていると、その人の持ち株は「就職先人気ランキング」みたいになってしまう。有名な会社の株は、多くの個人投資家、機関投資家も保有していて、注目度が高いため、すでに株価が高いということがよくある。

また、機関投資家は、投資先の会社の財務の状況を細かく分析したり、会社や工場を訪問するなどして情報を収集したりしているので、個人投資家ができない投資判断が可能。個人投資家はそれと同じ土俵で株式投資をすることになり、かなり不利だが、上場会社は3700以上もあり、そのすべてに対して、このような調査・分析を行っているわけではない。そこで、個人投資家は、機関投資家が目をつけていない地味な株で将来性のあるものを探すのがグッド。社名がほとんど知られていない会社でも、いい技術や独自のビジネスモデルを持っているところはある。

地味な会社は株価が低くて買いやすいことが多いのも、個人投資家にはうれしい点。やがてその会社が期待どおりに成長し、ほかの個人投資家や機関投資家の目に留まるようになる。彼らがその会社が優良であることに気づいて株を買えば、株価は上がるのでこうした「宝さがし」も、楽しみのひとつ。

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