8介護保険制度と介護支援サービス

介護支援サービスについて,適切なものを2つ選びなさい。

①介護保険では,介護支援サービスの対象には要介護者等本人だけでなく・サービス事業者も含まれる。

②介護支援サービスとケアマネジメントという言葉は, わが国においてはほぼ同じ意味で用いられている。

③介護支援サービスで利用できる社会資源は, 各種制度や公的サービスなどフォーマルサービスのみである。

④介護支援サービスにおける自立支援とは, 高齢者が自立した質の高い生活を送れるように社会的に支援することをいい,特に高齢者の意思は関係していない。

⑤ 介護支援サービスにおいては, 利用者だけでなく, その家族一人ひとりの自己実現が図られるような視点をもつことが必要である。

解説

①適切でない。介護保険での介護支援サービスは,要介護者等を対象に提供され, 要介護者等の生活課題と各種社会資源を結びつけ, 総合的・一体的・効率的にサービスを提供するしくみである。

②適切である。ケアマネジメントは, わが国では介護支援サービスとほぼ同じ意味で用いられている。また, アメリカなどでは, ケアマネジメントと同義の言葉としてケースマネジメントが用いられている。

③適切でない。介護支援サービスでは,介護保険の給付対象となるフォーマルサービスだけでなく, 家族や近隣の支援, ボランティアなどのインフォーマルサポートも社会資源として含めて考える。

④適切でない。介護保険法に規定されている自立支援には,高齢者が自らの意思に基づいて, その人らしい, 自立した質の高い生活を送れるように支援するという目的がある。また, 自立支援では心身の機能低下の予防や健康増進,介護状態の悪化防止なども重要である。

⑤適切である。要介護者等の家族を支援していくことは,要介護者等の在宅生活を維持していくことにもつながるため, 家族の負担を軽減し, 一人ひとりの自己実現が図られるような視点をもつことが大切といえる。

正答②⑤





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