4従来の老人福祉制度
従来の老人福祉制度について、適切なものを3つ選びなさい。
①市町村と利用者の自由な契約によってサービスを提供していたほか、民間企業も参入し、在宅介護に必要なさまざまなサービスが十分に提供されていた。
②利用者が負担料力に応じ費用の一部を負担する応能負担がとららえていた。
③市町村がサービス内容や提供機関を決定したいたため、利用者がサービスを自由に洗濯することができなかった。
④サービスを利用するには,収入などの所得調査が必要であったため, 利用者に心理的な抵抗感があった。
⑤特別養護老人ホームへの入所やホームヘルプサービスなどは,従来から利用者と事業者との契約によって提供されてきた。
解説
①適切でない。従来の老人福祉制度では、措置制度によりサービスが提供されていた。措置制度では市町村がサービス内容や提供機関を決定していたため、競争原理が働かず、サービス内容が画一的で、サービス向上の努力も生まれにくかった。
②適切である。措置制度のなかで行われていた利用者の一部負担は、利用者(本人または扶養義務者)の負担能力に応じたもので応能負担と呼ばれる。これに対し、提供されたサービスの内容に応じて、かかった費用の一定割合を負担する方法を応益負担といい、介護保険の利用者負担ではこの方法がとられている。●POINT●
③適切である。措置制度の場合、市町村が利用者のサービスの必要性を判断し、サービス内容や提供機関を決定して提供するという行政処分の方式がとられていたため、利用者がサービスを自由に決定することができなかった。
④適切である。措置制度では応能負担額を決定するために、収入などの所得調査が行われ、利用者にとって心理的な抵抗感があった。
⑤適切でない。特別養護老人ホームへの入所やホームヘルプサービス(訪問介護)など老人福祉制度のもとで提供されていた福祉サービスは、行政の措置によって行われてきた。介護保険制度施行後に、利用者と事業者や施設との契約による利用が可能となった。
正答②③④
ポイント
介護支援分野
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