3老人保健(老人医療)制度 

老人保健(老人医療)制度について、適切なものを3つ選びなさい。

①老人保健制度の実施主体は市町村で、事業内容は医療等と医療等以外の保健事業に大別されている。

②介護保険制度施行前は、急性期の治療を必要としない介護に関する医療費が増えていたため、医療保険者の負担が増大していた。

③社会的入院が増加した要因として、一般病院の療養環境が整備され、十分なものであったことがあげられる。

④老人保健制度における医療などの財源は、利用者負担額のほかは医療保険者からの拠出金のみで賄われている。

⑤介護保険制度施行によって、要介護者等の介護にかかる費用は、原則的に介護保険から給付されている。

解説

適切である。老人保険制度の実施主体は、市町村である。国民の老後における健康の保持と適切な医療を確保するために包括的な保健事業を提供し、その内容は75歳以上の高齢者などを対象とする医療等と、40歳以上の地域住民を対象とする医療等以外の保健事業に大別されている。

適切である。介護保険制度施行前は、介護の部分までを医療保険で負担していたため、拠出金を負担sている医療保険者の負担は年々増大し、社会問題となっていた。

適切でない社会的入院が増加した要因には、福祉サービスが整備の遅れから利用しにくかったのに比べて、医療サービスの整備が進んで利用しやすい、入院のほうが利用者負担額が低い、家族の介護力の低下などがある。しかし医療費の増加に加え、一般病院は療養の場としての施設整備が不十分であることが問題として指摘されている。

適切でない。老人保健制度における医療等の財源は、利用者本人の負担のほか、国・都道府県・市町村の公費負担と各医療保険者からの拠出金によって賄われている。

適切である。介護保険制度施行前は老人保健(老人医療)制度から介護にかかる費用も給付されていたが、施行後は原則的に介護保険から給付となった。
              
正答①②⑤





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